| 2004-2-4 | 公開開始 |
| マウスも塗っちゃおう |
朱色のX31のところで書いたように、私は手にしょっちゅう触れるものに「艶消し仕上げ」をするのは嫌い。さりとて、マウスの場合、形状や操作性などの方が重要なので、色や手触りだけにこだわるわけにもいかない。「無いのなら作ってしまおう」というわけで、今回もまた大下美術工房さんにお願いして漆塗りしてもらった。
ベースにしたのは、マイクロソフトが発売する「Wireless Intellimouse Explorer」。ローラー部が横にも倒れる「チルトホィール」を装備した最新製品である。塗ってもらったのはマウスの全面であるが、実は2種類のマウスからパーツを取り出して「ニコイチ」にしてある。というのは、通常の製品(写真右側)のマウスは、サイド部分の指先が触れる黒っぽい部分にノンスリップ塗装が施されている。対して、ちょっと高級なレザーブラックタイプは、この部分はプラの地肌そのまま。漆塗りしてもらうなら、下地はできるだけシンプルな方が良いと思ったので、レザーブラックタイプの側面を利用したのである。ただし背面は、さすがにレザーブラックの上に漆塗りをするわけにはいかないだろうから、通常タイプ(チタングレー)の背面を使っている。2種類のマウスから、側面パーツと背面パーツを別々に取り出しているので「ニコイチ」というわけ。
| 2種類のマウス。チタングレーの通常タイプのマウスは、ボタンと背面がチタン色に塗装され、側面はノンスリップ塗装になっている。対するレザーブラックマウスは、背面が人造皮革、ボタン部分はノンスリップ塗装で高級感があるが、側面の指があたる部分は未塗装なので、通常タイプのマウスよりも仕上げが安っぽい。 |
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塗り色は黒漆と朱漆のツートンにしてもらった。いずれも全艶仕上げ。お椀のような半艶を勧められたのだが、個人的な好みから全艶にしてもらった。ホィールの周囲は元のマウスは銀色で塗装されておりワンポイントになっているが、この部分には贅沢にも金箔を貼ってもらった。
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マウス前方。チルトホィール周りの金色は純金の金箔を張り付けてもらっている。手触りはものすごく良い。 |
| 後方には、オプティカルマウスのロゴマークがとりつけられている。この部分は取り外した状態で塗りにだして、組み立て時にはめた。 |
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左右両側面。この側面の艶の具合はとてもよい。ThinkPad s30のミラージュブラックよりもずっと深みのある、いい艶が出ている。見ていてほれぼれ。 |
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使ってみた感じだが、やはり何とも言えない暖かい手触りがいい。朱色のThinkPad X31と並べると映えるが、残念ながらモバイル用のマウスではないので、両者を一緒に使うことはほとんど無いだろう。
ちなみに、残ったパーツ同士はそのまま組み立てて普通にマウスとして使っているが、側面もノンスリップ塗装になっているので、通常のレザーブラックタイプよりも見た目が高級な、いわば「超高級仕様」のマウスとなっている。
©Copyright 2004, tomtia