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2004年11月14日
HPA  0 コメント / 0 トラックバック    Categories:  このサイト

昨日の続き。

ThinkPad X31では、「Access IBM」キーを押した時の、プロダクトリカバリエリア(D2D領域)を確保するために、HPA(Hidden Protected Area)と呼ばれる領域を使う。HPAとは、ANSI/ATAPIコミティー(ANSI+NCITS+346-2001)で標準化された新たなHDDアクセス規格で、要は、HDDの中に通常の手段ではアクセスできない「隠し領域」を作る機能のことだ。この隠し領域は、唯一「リカバリ」の時だけ利用できるが、それ以外の時にはまったく使えない。

HPA領域が作られたHDDは、HDDのファームウェア自体に「隠し領域がある」ことが書き込まれる。この状態になると、ソフトウェアからHDDのサイズを調べても、本来のHDD容量からHPAの容量を引いた分しか帰らなくなる。HDDそのものの容量が書き換えられるので、たとえHDDをフォーマットしたとしても、HPA分の容量は戻らない。

つまりこの領域は、ソフトウェアにとっては「最初から無かったことにされてしまう」のである。

ThinkPad X30までは、このHPAを使わず、リカバリエリアは通常の「HDDパーティション」として存在していた。だからこのパーティションを解放してしまえばHDDのフル容量を使うことができたのだけど、X31のHDDではそれもできない。このため、同じ型番のくせに、新たに取り付けたHDDの方が容量が少なかったわけだ。

しかし、こんな隠し領域があっても、X30では何の意味もない。というわけで、HPA領域を削除しよう。でも、どうやって?

方法は簡単。HPAが含まれるHDDを一旦ThinkPad X31に取り付けて、BIOSセットアップ画面からプロテクト領域を使用しないよう設定すればよい。あとはこれをもういちどX30にとりつけてフォーマットしてやれば、晴れてフル領域利用できるようになる。

あとは、Windows 2003 Server上に、バックアップ作成ソフトである「Standby Disk」をセットアップする。毎日一度、HDDの全内容を、今回取り付けたセカンダリHDDに複製するよう設定してやれば、とりあえずサーバーのバックアップはできたことになる。

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